castArray（Lodash 互換性）

Array.from() または配列リテラル（[value]）を使用してください

この castArray 関数は引数なしの処理と undefined 処理などにより、複雑な動作をします。

より明確でモダンな Array.from() または条件付き配列作成（Array.isArray(value) ? value : [value]）を使用してください。

値が配列でない場合、配列に変換して返します。

const result = castArray(value);

参照

castArray(value?)

任意の値を確実に配列にしたい場合は castArray を使用します。値がすでに配列の場合はそのまま返し、そうでない場合はその値を含む新しい配列を作成します。

import { castArray } from 'es-toolkit/compat';

// 数値を配列に変換
castArray(1);
// 戻り値: [1]

// 文字列を配列に変換
castArray('hello');
// 戻り値: ['hello']

// オブジェクトを配列に変換
castArray({ a: 1 });
// 戻り値: [{ a: 1 }]

すでに配列である値はそのまま返されます。

import { castArray } from 'es-toolkit/compat';

castArray([1, 2, 3]);
// 戻り値: [1, 2, 3]

castArray(['a', 'b']);
// 戻り値: ['a', 'b']

null と undefined も配列に変換されます。

import { castArray } from 'es-toolkit/compat';

castArray(null);
// 戻り値: [null]

castArray(undefined);
// 戻り値: [undefined]

引数なしで呼び出すと、空の配列を返します。

import { castArray } from 'es-toolkit/compat';

castArray();
// 戻り値: []

パラメータ

• value (T | readonly T[]、オプション): 配列に変換する値。引数が提供されない場合は、空の配列を返します。

戻り値

(T[]): 入力がすでに配列の場合はその配列を、そうでない場合は入力値を含む新しい配列を返します。