attempt (Lodash 互換性)

es-toolkit の attempt 関数または try-catch ブロックを使用してください

この attempt 関数は、エラーと戻り値を区別せずに返すため、使用時に混乱する可能性があります。

代わりに、より直接的で明確な attempt 関数または try-catch ブロックを使用してください。

関数を実行し、エラーが発生した場合にエラーオブジェクトを返す関数です。

const result = attempt(func, ...args);

参照

attempt(func, ...args)

関数を安全に実行したい場合は attempt を使用してください。エラーが発生する可能性のある関数を実行する際に、プログラムがクラッシュするのを防ぎ、エラーを戻り値として処理するのに便利です。

import { attempt } from 'es-toolkit/compat';

// 基本的な使用法 - 成功する場合
const result = attempt((x, y) => x + y, 2, 3);
console.log(result); // 5

// エラーが発生する場合
const errorResult = attempt(() => {
  throw new Error('何かがうまくいきませんでした');
});
console.log(errorResult); // Error: 何かがうまくいきませんでした

try-catch ブロックの使用との違いは次のとおりです。

// attempt を使用
import { attempt } from 'es-toolkit/compat';

const result = attempt(riskyFunction, arg1, arg2);
if (result instanceof Error) {
  console.log('エラーが発生しました:', result.message);
} else {
  console.log('結果:', result);
}

// try-catch を使用 (より直接的)
try {
  const result = riskyFunction(arg1, arg2);
  console.log('結果:', result);
} catch (error) {
  console.log('エラーが発生しました:', error.message);
}

パラメータ

• func (Function): 実行する関数です。
• args (...any[]): 関数に渡す引数です。

戻り値

(ReturnType<F> | Error): 関数が成功した場合は戻り値を、エラーが発生した場合は Error オブジェクトを返します。